提言 障害者・高齢者総合福祉法
権利保障の福祉制度創設をめざして 障害者の人権とこれからの社会保障3
編著者 | 障害者生活支援システム研究会 |
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ISBN | 978-4-7803-0610-1 C0336 |
判 型 | A5判 |
ページ数 | 136頁 |
発行年月日 | 2013年04月 |
価 格 | 定価(本体価格1,400円+税) |
ジャンル |
自立支援法違憲訴訟和解、骨格提言、障害者権利条約という到達に立って、障害者が求めてきた「総合福祉法」の枠にとどまらず、介護保険制度を乗り越える高齢者福祉の展望とあわせた「障害者・高齢者総合福祉法」をめざす提言。
第1章 東日本大震災は日本の社会保障制度のあり方に何を求めたか(渡辺治)
第2章 障害者運動の現状と到達点(峰島厚)
第3章 障害者・高齢者総合福祉法の構想と概要(伊藤周平)
第4章 日本の社会保障改革とその財源(荻原康一)
第5章 「骨格提言」が求めたもの(佐藤久夫)
第6章 障害者権利条約批准を求める日本の障害者運動の今後の課題(井上泰司)
資 料 障害者・高齢者総合福祉法(案)全文 ほか
介護保険の枠組みを超えて、成人のケア法を体系化した障害者・高齢者総合福祉法案実現のために。
障害者にとって必要な福祉の制度と内容と、高齢者にとって必要な福祉の制度と内容を、権利としてどのように保障するか。
障害者生活支援システム研究会
2000年に発足した民間の調査・研究機関。これまでに、政策提言を3冊、ブックレットを12冊刊行するなど、障害者・家族の立場から障害福祉政策のあり方を探求している。