本の虫ではないのだけれど

本の虫ではないのだけれど

日常を散歩する1

著 者

清水 眞砂子

ISBN

978-4-7803-0342-1 C0095

判 型

四六判上製

ページ数

256頁

発行年月日

2010年05月

価 格

定価(本体価格1,900円+税)

ジャンル

文学・小説・エッセイ

人間って案外いいぞ
「ゲド戦記」の翻訳者であり、児童文学に豊かなまなざしを向け、日常の不思議におどろき、さまざまな人たちとの邂逅をつづる著者のエッセイを、はじめて集成する。

世界の不思議にふれた日々
1 最後の授業ーなぜ文学を手放せなかったか
2 人生って・・・/凡庸に着地すること/子どものとき・・・/他
3 幸福を書くこと/ある夫婦の肖像/幸福を描く/他
4 それにしても山田太一は恰好いい/ヘルメスの言葉/他
5 昔話の怖さとは/アースシーをル・グウィンと旅して/他

投稿者:女性・44歳・学校司書
評価: ☆☆☆☆
もう一度、子どもの本を読みなおしたいと思うと同時に、どうしたら、大切な子どもの時期に良質な本を提供できるのだろう、私に何ができるのだろうかと思いました。
今、子どもが手に取る本はジェットコースター型。私自身もスピード感のある本を選びがちです。久々にじっくりと本を読んだ気がします。

清水 眞砂子
児童文学翻訳家・評論家、元青山学院女子短期大学教授。「石井桃子」論で日本児童文学者協会新人賞受賞。

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