不器用な日々
日常を散歩する2
著 者 | 清水 眞砂子 |
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ISBN | 978-4-7803-0391-9 C0095 |
判 型 | 四六判上製 |
ページ数 | 240頁 |
発行年月日 | 2010年10月 |
価 格 | 定価(本体価格1,900円+税) |
ジャンル |
人間なんて、どうせ、といわないで 生きるっておもしろい
現実に立ちすくむ若者たち、家族という不思議への問い、そして死の準備とは・・・希望や幸福を語ることをためらわぬ著者の、社会に向けられた真摯でしなやかなまなざし。最終講義「『読む』という不思議」も収録。
1 家族というふしぎ/私たちは必死に我慢してきた/行方不明の時間
2 憧れを手離すとき/「平和を生きのびる」ために
3 いくつもの「ほんとうの名前」/子どもの目から見た離婚/死の準備とはただひとつ、そのことを覚悟すること
4 人間の悪意、そして記憶すること/手作りなんてクソくらえっていってみない?/のびやかな仕事こそ/セピア色の備忘録
5 最終講義「読む」という不思議
清水 眞砂子
児童文学翻訳家・評論家、元青山学院女子短期大学教授。「石井桃子」論で日本児童文学者協会新人賞受賞。