「気になる保護者」とつながる援助
「対立」から「共同」へ
著 者 | 楠 凡之 |
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ISBN | 978-4-7803-0185-4 C0037 |
判 型 | A5判 |
ページ数 | 184頁 |
発行年月日 | 2008年05月 |
価 格 | 定価(本体価格1,700円+税) |
ジャンル |
気になる親とどうつながるか
モンスターペアレントと言わないで。気になる保護者の事例から、発達障害や虐待などの背景を明らかにし、かかわり方を提案する。
第1部■「気になる保護者」とその社会的背景
第1章「気になる保護者」の諸相
第2章「気になる保護者」の問題の社会的背景
第2部■「気になる保護者」の抱える個人的要因
第1章「気になる保護者」と発達障害
第2章「気になる保護者」の抱える傷つきや葛藤を考える
第3章「気になる保護者」とパーソナリティー障害
第4章「気になる保護者」と精神疾患
第3部■「気になる保護者」とのかかわりを考える
第1章「気になる保護者」への共感的理解と援助の課題
第2章保護者との平和的な関係を築いていくために
第3章保護者との連携が著しく困難な場合
第4章感情労働としての教師、保育士、指導員の仕事
投稿者:女性・学童保育指導員
評価: ☆☆☆☆
学童の指導員をしていて、一番苦慮するのが保護者の対応と、児童の理解です。対人恐怖症に陥りそうになるほど不安になったこともあります。本書を読んで、少しは気持ちが楽になりました。何度も読んで、理解を深める一助にさせていただきます。
投稿者:女性・学童保育指導員
評価: ☆☆☆☆
私は、学童指導員です。先生の本は、私のバイブルとなっています。仕事上、障がいをもつ子ども、またいろいろな保護者、学校の先生と関わりをもっていく上で、いつもいつもくり返し、本を開き勉強しています。なくてはならない本です。今年は先生の本の気になる保護者への支援を参考に“母への支援”に力を入れていきたいと思っています。私は、2010年、先生の講習会に参加し、先生の大ファンになりました。今年の認定講習会7/8中国大会も必ず行きます。また会える日を楽しみにしています。
楠 凡之
1960年、大阪生まれ。
1989年、京都大学教育学研究科博士課程満期退学。
1992年、北九州市立大学文学部に専任講師として赴任。
1994年より北九州市立大学文学部人間関係学科助教授、2005年より同教授。
現在、全国生活指導研究協議会指名全国委員、北九州子育て支援と子ども文化ネットワーク代表、日本生活指導学会理事。