能登と原発
1.1地震が実証した30年来の提言の意味
著 者 | 児玉 一八 |
---|---|
ISBN | 978-4-7803-1347-5 C0036 |
判 型 | A5判 |
ページ数 | 206頁 |
発行年月日 | 2024年12月 |
価 格 | 定価(本体価格2,200円+税) |
ジャンル |
同規模の地震が発生し、志賀原発で重大事故が起きれば、住民は避難さえ不可能だ
志賀原発計画時点から金沢に在住し原発の危険性と事故防止措置等を指摘してきた著者が震災で露わになった問題を解明し対策を提言する。
第1章 能登半島地震とはどんな地震だったのか
第2章 能登半島地震と志賀原発の被害
第3章 能登半島地震が実証した日本の原子力防災体制の問題点
第4章 能登半島地震後、石川県の原子力防災体制はどうなったか
第5章 能登半島地震をふまえて志賀原発をどうすればいいのか
補 章 能登半島と原発をめぐる歴史をふり返る
児玉 一八
理学ジャーナリスト。1960年福井県武生市(現在、越前市)生まれ。1978年福井県立武生高等学校理数科卒業。1980年金沢大学理学部化学科在学中に第1種放射線取扱主任者免状を取得。1984年金沢大学大学院理学研究科修士課程修了、1988年金沢大学大学院医学研究科博士課程修了。医学博士、理学修士。専門は生物化学、分子生物学。現在、核・エネルギー問題情報センター理事、原発問題住民運動石川県連絡センター事務局長。