かもがわ出版｜戦争と美術

戦争と美術

戦後80年、若者たちに伝えたい
深読みNowシリーズ15

著　者	安斎　育郎・窪島　誠一郎・佐喜眞　道夫
ISBN	978-4-7803-1367-3　C0095
判　型	四六判
ページ数	164頁
発行年月日	2025年03月
価　格	定価（本体価格1,800円＋税）
ジャンル	深読みNow

買い物かごに入れる

ミュージアム館長3氏のメッセージ
3人のミュージアムのトップが、自らの体験に基づき、侵略戦争に抗った画家や戦争に駆り立てられた早逝画家に光を当てながら、人間にとって美術とは何かを解き明かし、若者達に美術の窓を通して戦争と平和を問いかける。

カラーグラビア
まえがき（安斎育郎）
第Ⅰ部　芸術は人間への愛だ（窪島誠一郎）
第Ⅱ部　アートで平和をつくる（佐喜眞道夫）
第Ⅲ部　戦争画のメッセージを感じ尽くそう（安斎育郎）
結びに代えて（佐喜眞美術館学芸員・上間かな恵）

安斎　育郎（あんざいいくろう）
1940年、東京生まれ。東京大学大学院工学系研究科原子力工学専攻課程修了、工学博士。立命館大学名誉教授、立命館大学国際平和ミュージアム終身名誉館長、「平和のための博物館国際ネットワーク」名誉ジェネラル・コーディネーター、フクシマ伝言館館長。放射能、原子力、核軍縮、平和、環境問題、批判的思考に関する100冊以上の著書がある。

窪島　誠一郎（くぼしませいいちろう）
1941年、東京生まれ。作家、戦没画学生慰霊美術館「無言館」、「残照館」館主。無言館の活動により第53 回菊池寛賞受賞。『父への手紙』（筑摩書房）、『戦没画家靉光の生涯』（新日本出版社）、『無言館の庭から・正続』（かもがわ出版）など、100冊余りの著作がある。

佐喜眞　道夫（さきまみちお）
1946年、熊本県甲佐町生まれ。立正大学大学院文学研究科史学専攻終了。鍼灸院を開業するかたわら、上野誠、ケーテ・コルヴィッツ、ジョルジュ・ルオー等のコレクションを始める。『沖縄戦の図』を丸木位里・俊夫妻から託され、沖縄・宜野湾市に佐喜真道夫館を開館し館長。

戦争と美術

関連書籍・記事