イラク後のアメリカの戦略と世界平和
著 者 | 安斎 育郎・松村 博行・佐藤 史郎 |
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ISBN | 978-4-87699-823-4 C0031 |
判 型 | A5判 |
ページ数 | 160頁 |
発行年月日 | 2004年07月 |
価 格 | 定価(本体価格1,500円+税) |
ジャンル |
大量破壊兵器の拡散の3方向から徹底分析
超大国アメリカは世界をどこへ導こうとしているのか?イラク戦争、冷戦後の軍事戦略、大量破壊兵器の拡散の3方向から徹底分析。
序 文
第一章 イラク戦争とアメリカ社会
一 「九・一一テロ」後のアメリカの自由と民主主義
二 アフガニスタン報復戦争へ
三 疑心暗鬼社会・アメリカ
四 イラク戦争へ突入
五 泥沼化したイラク戦争
六 「イラクは残酷と腐敗のない世界になった」?
七 モンタナ大学での講演に対する質問
八 イラク戦争の目的は何なのか?
九 アメリカ主導の継続か、イラクの自立か
第二章 冷戦後のアメリカの戦争とそれを支える仕組み
一 二一世紀アメリカの国防戦略
二 変わるアメリカの戦争
三 アメリカの軍事力を支える軍需産業
第三章 イラク戦争と大量破壊兵器の拡散
一 大量破壊兵器疑惑とイラク戦争への道
二 イラク戦争の結果とその影響
三 大量破壊兵器の「拡散」とは何か
四 大量破壊兵器を拡散するアメリカ
五 核抑止論の事実と虚構
六 イラク戦争と核軍縮のゆくえ
第四章 アメリカに追随した日本政府
一 イラクへの自衛隊派遣の歴史的位置
二 日本の安全保障
三 北東アジアの安全保障と日本の役割
四 おわりに
安斎 育郎
1940年、東京生まれ。東京大工学部原子力工学科卒業。工業博士。
現在、立命館大学国際関係学部教授、同大学国際平和ミュージアム館長、Japan Skeptics会長、日本平和学会理事、原爆忌全国俳句大会実行委員長なども務める。手品のテクニックを使って不思議な現象を再現する講演・講義が人気を博す。 (2005年6月現在)