それでも、さくらは咲く
福島・渡利 あの日から保育をつくる
編著者 | 社会福祉法人わたり福祉会 さくら保育園 安斎 育郎・大宮 勇雄 |
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ISBN | 978-4-7803-0718-4 C0037 |
判 型 | A5判 |
ページ数 | 176頁 |
発行年月日 | 2014年08月 |
価 格 | 定価(本体価格1,700円+税) |
ジャンル |
放射能災害のまっただ中でたたかう保育園の感動と笑顔あふれる記録
放射能に負けない保育の源は、保護者との共同。苦しみと不安の中から絞り出した実践は科学に基づき創意に満ちる。感動と希望の記録。
子どもたちを放射能から守ること、子ども時代に不可欠なゆたかな体験を保障すること。保護者と保育者が共同でつくる放射能に「負けない」保育。
刊行にあたって あらためて、保育の原点を問う
1 そのとき、そして、今ー被災3年間のあゆみ
2 そのとき、保育は・子どもたちは
3 ここで生きる仲間として
4 放射能被害から子どもを守る研究と実践ーさくら保育園とともに取り組んで
5 放射能から守り、子ども時代を取り戻すー放射能災害とのたたかいの記録として
投稿者:男性・49歳・教員
評価:☆☆☆☆
震災から3年がたち、報道で取り上げられることが少なくなっています。意識的に福島、原発事故について考え、捉えていく必要があります。さくら保育園の子どもたち、保護者の苦悩、実践を学ぶことができて嬉しく思いました。教員として、教室でなにができるかを考えさせられます。
安斎 育郎
1940年、東京生まれ。東京大工学部原子力工学科卒業。工業博士。
現在、立命館大学国際関係学部教授、同大学国際平和ミュージアム館長、Japan Skeptics会長、日本平和学会理事、原爆忌全国俳句大会実行委員長なども務める。手品のテクニックを使って不思議な現象を再現する講演・講義が人気を博す。 (2005年6月現在)
大宮 勇雄
福島大学教授