疑うこころ、科学する眼
安斎育郎のビビビッときた話
著 者 | 安斎 育郎 |
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ISBN | 978-4-7803-0790-0 C0036 |
判 型 | 四六判 |
ページ数 | 240頁 |
発行年月日 | 2015年09月 |
価 格 | 定価(本体価格1,800円+税) |
ジャンル |
好奇心のススメ!
ジェネラリスト(何でも屋)の科学的エッセイ集。
騙しと霊からカラオケ歌詞、安倍政権まで、爽快な社会批判、遊び心一杯の30話。
Ⅰ 一〇〇回目を科学する
Ⅱ 騙しと霊を科学する
Ⅲ 文化・芸術を科学する
Ⅳ カラオケ歌詞を科学する
Ⅴ 原発と平和を科学する
最寄りのJR宇治駅のホーム下に見つけた「花キャベツ」のような堆積物から地球環境問題に想いを馳せたり、「15」という数字に触発されて種田山頭火の人生模様に遊んだり、あるいは、軍歌『月月火水木金金』から「一週間は何曜日から始まるか」を論じたり、「ロボット」と「3Dプリンター」と「認知症」から北大路魯山人論を展開したり、思考と連想の赴くままに書きつけたエッセイ集なので、「系統性」には乏しいことは百も承知だが、われながら「面白いなあ」と感じたりもする。
安斎 育郎
1940年、東京生まれ。東京大工学部原子力工学科卒業。工業博士。
現在、立命館大学国際関係学部教授、同大学国際平和ミュージアム館長、Japan Skeptics会長、日本平和学会理事、原爆忌全国俳句大会実行委員長なども務める。手品のテクニックを使って不思議な現象を再現する講演・講義が人気を博す。 (2005年6月現在)