平和を拓く
安斎育郎教授退職記念論集
編著者 | 安齋育郎教授退職記念論集編集委員会 |
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ISBN | 978-4-7803-0009-3 C0031 |
判 型 | A5判 |
ページ数 | 288頁 |
発行年月日 | 2006年02月 |
価 格 | 定価(本体価格2,800円+税) |
ジャンル |
今を問う平和学の論集。
第1部は平和学を築いてきたヨハン・ガルトゥングら重鎮が、第2部はこれからの平和研究を担う若い学者が執筆。
第1部 平和への礎
第1章 軍縮研究と平和学(杉江栄一)
第2章 核兵器のない世界と科学者の役割(沢田昭二)
第3章 原爆被害者集団訴訟の争点とその背景(安斎育郎)
第4章 カタストロフィーを繰り返さないために(P・ヴァン・デン・デュンゲン)
第5章 平和学の展開と地政学的コンテクスト(J・ガルトゥング)
第6章 日本学術会議「対外報告:21世紀における平和学の課題」(岡本三夫)
第2部 平和への世紀へ
第7章 乾いた風にさらされる「消極的安全保証」(佐藤史郎
第8章 通常兵器移転の現状と日本の取り組み(松村博行)
第9章 自治体と安全保障(地尾靖志)
第10章 わが国における市民社会領域の現状と課題(阿部敦)
第11章 欧州共通運輸政策における自然環境情報の有効利用(天野圭二)
第12章 文化交流による平和構築を考える(李修京)
第13章 対話のための「回路」としての芸術のあり方を模索する(奥本京子)
第14章 「日本学術会議」成立の思想的背景に関する一考案(藤田明史)